2006ドイツワールドカップ観戦記
2006年6月

■6月25日〜フランクフルトファンフェスタ<イングランドvsエクアドル>

 強行軍だった昨日の疲れを癒すため、この日はさすがに朝はのんびりしました。ホテルの朝食もゆっくり堪能(結局昨日は夕飯も食いっぱぐれた)。

 明日はカイザースラウテルンでイタリアvsオーストラリアを見るので、この日から2泊はマンハイムの予定です。フランクフルト〜マンハイム間はICEでたったの30分ほどなので、チェックアウトしてまずはマンハイムに行き一度ホテルに荷物を置いてからフランクフルトにとんぼ返りして、17時からのイングランドvsエクアドル戦をパブリックビューイングで観戦してみることにしました。

 ドイツのICEはとてもキレイで、座席もゆったりしてるんですよねー。もちろん一等車両のジャーマンレイルパスを使ってたせいもあるけど、二等車両でも(多少座席間が狭いけど)充分にキレイな電車でした。ところどころに木が使われたドアがあったりして、デザインもモダン。3時間半乗ってても苦にならない(昨日体験済み(笑))電車です。

 ということでさらっとフランクフルト〜マンハイム間を往復して、フランクフルト中央駅にやってきます。ほんとはトラムに乗るつもりだったのですが、駅前からのびる通り(ほんとはこの辺ピンク街なんだよね。昼間なので全然怪しい雰囲気はなかったけど、ポルノショップなどは目に付きました)に並ぶ屋台に惹かれてついつい歩き出すことに。結局レーマー広場までずっと歩いちゃいました。
レーマー広場はドイツ代表の“戦勝報告”会場としても使われるので、写真でご覧になったことがある方も多いでしょう。周りに立ち並ぶ建物がドイツ的で風情がありますね。

ここがドイツ代表が“戦勝報告”をするバルコニー@レーマー広場
日韓大会準優勝の後もここでファンにご挨拶をしていた
ファンフェスタの会場は川の両岸
川のど真ん中に巨大なモニターがあってそれを見るのだけど、
このモニターがものすごくキレイに見える。
角度がついても見えにくくならないのに感心

これもレーマー広場
土産物屋の店頭も各国の国旗で、
さながら万国博覧会。
これもレーマー広場
いかにもドイツ的な感じです
(イタリアなどの広場とは全然趣が違うのよね)
ビルの壁面に巨大なカカーとバラック
アディダスはあちこちに巨大な広告を出してました。私が見ただけでも4〜5箇所はあったな。

 さて、ファンフェスタの会場はマイン川の両岸にあります。さっそく入ってみるのですが、W杯のスタジアムと同等程度の結構厳しい荷物チェックがあります。そして中で売ってる食べ物・飲み物・お土産も基本的にスタジアムと一緒。つまりバドワイザーしか飲めないってこと。まったくなんでドイツまで来て、バドを飲まなきゃならないんだか・・・。ぶつくさいいながらも、ものすごく暑い一日だったのでビールごくごく飲んでましたが。

 あとこのファンフェスタのもうひとつの欠点は日陰がないことですね(^^;)。写真でもわかるようにカンカン照りのめちゃ暑い日だったので、とてもじゃないけど日なたの座席に座る気にならず、数少ない木陰を見つけてそこで立って試合を見ることにしました。

 17時、いよいよキックオフです。ですが試合はなんだかまったりペース。やっぱりシュツットガルトも暑そうで、選手の動きが全体に重い感じです。エクアドルもたいしたことないけどイングランドも攻め手を欠いている感じ。
と、後半15分。絶好の位置でイングランドがフリーキックを獲得しました。キッカーはベッカム、ボールをセットして、いざキック!ボールがカーブして伸びていったその瞬間。

ぶち!

なんとスクリーンがブラックアウト!!( ̄□ ̄;)!!

 映像が戻った時には、もうボールはゴールに吸い込まれた後でした。
あ、あの〜〜。私、ドイツまで来て、まだゴールシーンひとつも見れてないんですけど・・・・_| ̄|○。
まったく暴れてやろうかと思ったワ。周辺に怒って暴れるイングランド人がいるかと思ったけど誰もおらず、しょうがないので一人で思いっきりブーイングしてきました(笑)。
思うにあれは、スクリーンの係員にアンチイングランドサポーターか何かがいてわざとやったんじゃないですかね?!そんな勘繰りをしたくなるくらい、ものすごいタイミングで「ゴールシーンだけ」見られませんでした。

 さ、明日はいよいよカイザースラウテルンで、イタリアvsオーストラリア戦です!

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