〜香港・マカオの旅〜
2004年7月

<4日目> マカオへ

食べかけですみません(笑)
奥の切れッ端が「家郷煎薄餅」
セイロに乗ってるのが「■(虫へんに豪)汁叉焼飽」
皿の上のが「原隻鮮蝦腸」
これが鯉の活き造り、もといマンゴープリン
(香芒凍布甸)
■美味しい飲茶でご機嫌♪
 旅行も4日目に突入です。今日から2泊はマカオに泊まるので、上環からマカオ行きターボジェット乗り場に行くんですが、その前にMTR上環の駅前付近で朝ごはんの店(この日はすっかりブランチ状態ですけども)を探します。地下鉄のB出口(多分)のほとんど隣にあって目立ってた店「喜悦皇宮大酒樓」というところにしてみます。エレベーターで2階に上がるとかなり広々とした空間が。
 お姉さんに「飲茶」というと、テーブルのメニュー差しにある注文表を出してくれました。ここは注文表にチェックを入れてオーダーするタイプのようです。さ、あとは難しい漢字と格闘するのみ(^^;)。んでオーダーしたのはこの7品となりました。(当然注文表を一枚かっぱらってきたので、何を頼んだのか全部わかる(笑))

「家郷煎薄餅」 ニラ他の野菜が入った薄焼き餅。もちもちしたピザといった感じ。
「■(虫へんに豪)汁叉焼飽」 スタンダードにチャーシュウ饅です。甘めの味付けが日本の肉まんとは一味違うところ。
「原隻鮮蝦腸」 香港に来たらコレ食べなきゃの腸粉(蒸したライスクレープ)。具はエビです。
「香煎窩貼餃」 これは何かと思ったら焼き餃子でした(^^;)
「鮑魚焼売皇」 あわびシュウマイです。
「香芒凍布甸」 デザートの定番♪マンゴープリン。
「楊枝甘露」 タピオカ入りマンゴージュースのことをいうらしいが、ココナツジュースだった気も?タピオカに加えてグレープフルーツ果肉入り。

 うーん、どれもナカナカ美味♪ああ香港に来たなぁ・・・というのをしみじみ感じる美味しさです。食事で特に美味しかったのは、チャーシュウまんかなぁ。きめ細かい皮がふっくりと4つに割れていい感じでした。つるんとした腸粉も、ニラのお餅も初めての食感で美味しかったな、うん。
 デザートはなんといってもマンゴープリンでしょう!出てきた時っから見た目でやられました。思わずそっこーで写真に撮ったほどの見事な鯉っぷり!(笑) まだらに写ってるのはマンゴーの果肉です。見た目だけじゃなくて食べてもグーでした。ちなみにしっぽから頂きました(^^;)
 お料理はオーダーを取るお姉さん(多少英語ができる)とは別のおばさん(広東語オンリー)が持ってきてくれるのですが、時々間違うことが。あれ?とお互い間違いに気づいた瞬間に「モウマンタイ(無問題)」と言ってみたら、にっこり笑って「多謝」と言ってくれました。唯一知ってる広東語が通じてよかった。
 肝心な(?)お会計は165$(2,500円弱)、一人千円ちょっとだもんなぁ。安いよね。

*この店はガイドブックに載ってないどころか、ちびっと検索してみましたがWEB上にも載ってる所はなさそうなので、きちんと住所も載せておきます。
■喜悦皇宮大酒樓 香港徳輔道中267-275号(267-275 Des Voeux Road,Central,Hong Kong) TEL3118-2788,FAX3118-2799
この場所は、レストランが2件くっついていて右側は違う店のようです。並んだ入り口の左側に入ってください。小さいカウンターがあって案内係のお姉さんがいたらそこがビンゴです。
1階は入り口だけで、テーブルは2階と3階にたくさん。完全に地元の人御用達のお店のようで、昼過ぎからはどんどん混んできました。甜品(デザート)類はAM11時以降しか食べられませんので、鯉のマンゴープリン希望の方は11時以降にね。

ターボジェットから見た香港島の風景
マカオ競馬
一応ゴールシーンなのだがラチが邪魔で写ってません
■マカオ競馬
 満腹♪って感じでターボジェット乗り場に行きます。マカオも香港も今となっては中国領なんですが、香港→マカオ間でもしっかりパスポートコントロールがあります。結構面倒ね。
 いいお天気で、フェリーから香港島の風景がくっきり。ビルと山でできた島・香港、というのがよくわかる光景でもあります。天候がよかったのでほとんどゆれずにマカオに到着。
 ホテルのシャトルバスでなが〜い橋を渡りタイパ島へ向かいます。マカオで取ったホテルはハイアット。ここはちょっとリゾート気分なホテルで、プールが売りです。そのワリに水着持っていってない私(^^;)。しっかり水着着用のダンナに付き合ってプールサイドの回廊で昼寝だけしてきました。屋台で水着買ってもよかった(1000円くらいで売ってる)んだけど一度しか着ないもの買ってもなぁ・・・と却下。
 すっかり日も傾いた夕方。てくてく歩いて「マカオ競馬」に行ってみます。まだ第二レースだというのにすっごい人!人!よくよく見ると、みんな旅行会社のツアーバッチをつけてます。そーか、ここも中国本土からのツアー客の観光コースに入ってるんだな、と納得。彼らはミネラルウォーターの配給を受け、ラチ沿いに陣取ってツアコンの説明を聞き、慌しくパドックと馬券売り場との往復を始めました。それが騒々しいのなんのって・・・(笑) 馬好きのダンナも買いに行きましたが、売り場がゲロ混みとのことで多少うんざり気味。第四レースまでの3レースを観戦&馬券購入してさっさと帰りました。もちろんはずれ(笑)。

■葡式料理
 競馬の後は、夕食タイム。タイパ島には「官也街」というレストランやお菓子屋さんの集まった通りがあるのですが、そこへ行ってみます。競馬に寄った後とあって、多少時間が遅かったのですが、そこそこな賑わい。立ち並ぶレストランの中から「ピノキオ(木偶葡国餐廳)」(タイパ島 日頭街4 Tel827128 *ガイドブックにも大抵載ってます)というポルトガル料理のお店にしてみます。
 頼んだのは、カレー味のチキンと、ブロッコリーの炒め物、フライドライス。お料理もなかなかなんですが、ここで一番美味しかったのは何といってもパン。真っ白で表面だけがカリっとしていて中はふわふわ。今まで食べたことのない食感です。
 ちょっと感心してしまったので、オーナーと思しきポルトガル人のオジサマにこのパンはポルトガルのパンなのか?と聞いてみます。すると、粉をわざわざポルトガルから取り寄せて作っているものなんだとか。彼いわく「ふわっと軽いでしょ?普通、出されるパンは重たくてそれだけでお腹一杯になっちゃうけど、うちのパンは軽いから大丈夫」とのことでした。うーん納得!
 この方、とってもダンディなオジサマなんですが、なんとプレイステーション他日本のテレビゲームの大ファンで、お気に入りは「グランツーリスモ」。ハンドルやブレーキのついたコントローラーまで買ってやっているらしく、奥様には「クレイジー!」と笑われていると教えてくれました。

 その後は「官也街」をさらに物色。持ち帰り甘味屋さんでマンゴープリンと「なんだかわからない茶色いもの」を買ってホテルに戻りました。マンゴープリンはまぁまぁの味。でも鯉にはかなわなかった(笑)。なんだかわからない茶色いのはティラミスでした。味はまずまず。
 はぁ〜ご馳走様&おやすみなさい(^^;)。

(また食べかけですが)
「官也街」で買ったティラミス
今日2個目のマンゴープリン
ちょっとピンボケ

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