〜香港・マカオの旅〜
2004年7月

 夏休み、今年は香港・マカオに行ってみました。なぜ今回この暑い時期の香港に来たかというと、それはバーゲン時期だから。香港は一流ブランドもセールになるのです(もちろん除外品はありますが)。
 また、実は私が生まれて初めて行った海外旅行が丁度10年前の香港でした。前回は激安ツアーでせかせかするだけの旅だったので、今回はゆっくり美味しいものを食べるぞ旅行でもあります。つまりは食べて買って旅行。・・・いつもと同じじゃん(笑)。


<1〜2日目> 逃げ足の速い靴下屋と香港スター

■初日〜成田から香港へ
 香港へは夕方のキャセイだったので、出発日は午後から余裕で成田へ。特にトラブルもなく飛行機は香港国際空港へ到着しました。
 そーか、もう
あの啓徳空港はなくなったのね・・・。九龍の町並みをかすめるかのごとく飛んでいく飛行機は、ある意味香港名物(落ちそうで怖かったけど)だったのになぁ・・・。とちょっと寂しい気分です。
 新空港からエアポートエクスプレスで市街地まで本当にラクチンなアクセス。荷物を持って長い距離を歩く必要がないのはありがたいことです(出口から車両入り口まで段差すらほとんどない)。しかも、エアポートエキスプレスの駅からはホテルまでタダのシャトルバスまで出ているサービスぶり。まったく成田も見習え(ムリか)(^^;)。
 スムースなアクセスでホテル(湾仔)にチェックインしたのはいいんですが、腹がへった・・・。実は機内食がちょっとまずかったのでほとんど食べなかった私はちょっと飢えてました。まさかここまでコンビニに寄るヒマもないとは思わなんだ。アクセスがよすぎて思いつきませんでした(笑)。しょうがないので、機内で出たスナックでごまかして就寝

■2日目〜銅鑼湾・中環
 2日目、目が覚めて、さぁどこ行こう?・・・おっとその前に両替です(^^;)。うちのダンナは両替にこだわる人なんで結構時間を取られます。詳細はめんどーなんで省きますが、両替してる間に湾仔の街はほぼ見たなって感じ(爆)。はぁくたびれた、そして腹減った・・・。
 両替終了後、前回は行かなかった銅鑼湾の方に足を伸ばし、ガイドブックにあった
「池記雲呑麺家」というところに行ってみます。海老ワンタンメン(鮮蝦雲呑)と野菜ワンタンメン(菜肉雲呑)が香港の初ご飯となりました。だいたい20$ちょっとくらいずつです。海老より野菜ワンタンの方が美味しかったな。あと麺がビーフンっぽい麺だったのがちと口に合わなかったけど。(麺のタイプはいろいろあったようなので、別なのを選べばよかったんです。失敗)
 銅鑼湾ではお決まりのタイムズスクエア、リーガーデンズなどをすかしてみますが、収穫はゼロ。まぁ最初っから買い物爆発はしないわよね。下見下見♪

 ここで面白かったのはタイムズスクエア前の靴下の屋台。明らかにアヤシイNIKEやらADIDASやらトミー・ヒルフィガーやらの靴下を3足10$(150円くらい)で売ってます。キャセイの機内が結構寒く、サンダル履きの私はずっと靴下はきたーい!と思っていたので、帰りの機内用に買うか?と近寄ったその瞬間、店主のおばちゃんとお兄ちゃんがもんのすごい勢いで屋台を片付け始めました。あっというまに店じまいしてスタコラサっと逃げていくおばちゃん&お兄ちゃん。呆然と見送った後に目に入ったのはおまわりさんの姿でした。あーなるほどね(^^;)。ニセモノへの取り締まりが一応あるんですね。それにしても逃げ足速かったなぁ・・・(感心)。

 午後、銅鑼湾を引き上げて中環へ。ランドマーク→チャターハウス→アレキサンドラハウスとずっと連絡通路でつながっていてこりゃまた 欲望を刺激されまくり 便利です。しかもあっちもこっちもバーゲンだし(笑)。
 ふらふらとショッピングをし歩いていると、小腹が空いてきます。今回、絶対一度はアフタヌーンティをしようと決めていたので、ランドマークの
「カフェ・ランドマーク」でトライすることに。2人セットで180$です。3段あるうちの上段は点心、2段目がサンドイッチ類、3段目がケーキという構成でもちろんこれにお茶(紅茶、コーヒー、ハーブティなど沢山ある中から選べる)がつきます。上段の点心には鮑やフカヒレが使われてて気分はゴージャス!(笑) 3段目のスウィーツにはマンゴープリンも入ってます(この旅行最初のマンゴープリン)。ちゃんと点心はあったかいものを持ってくるのが感心しました。なかなか美味しくてご機嫌に♪

カフェ・ランドマークのアフタヌーンティセット
カフェから見るランドマークの光景

■思わぬ出来事・・・香港スターと遭遇?!
 お腹が満たされたところで、次は「IFCモール」へ行きます。ここはエアポートエクスプレスの香港駅に直結した巨大ショッピングモールで、まだ新しい感じのところ。アルマーニエクスチェンジにはまるダンナに、ZARAで安いブラウスを買ってご機嫌な私がさて帰ろうか?としたその時、人だかりを発見しました。そこにはなにやら舞台衣装のようなものが飾られてて、小さなステージがしつらえてあります。周辺に張ってあるポスターには「アンディ・ラウ」の文字が。
 あれ?もしかしてこれから
ここにアンディ・ラウが来るの?と女の子に聞いてみたら「これからアンディが来るけど、何時に来るかはわからない。私達にできるのはただ待つだけ」とのお返事。おお、熱心だなぁ。
 こんなチャンスってめったにないですよね、ってことで我々もちょっと待ってみることに。別の女性に「日本人か?」と話しかけられたので、そうだと答えると「アンディのファンクラブは日本にもあるんだ」「アンディは毎日ウェブページに日記を公開してるから是非読め」と大変ご熱心な勧誘に合ってしまいました。あぁ、たまたま通りすがっただけだなんてどうして言えましょう(英語力がなくて「たまたま」と言えなかっただけなんですが(爆)
 ともかく、彼女との会話でこの会場の上階でアンディの新作映画のプレミア試写会があったこと、しかもアンディのご登場はこの後さらに1時間ばかり後になるらしいことがわかりました。どーすべ?1時間も待ってる?といいつつ、ビルの入り口に赤じゅうたんがしいてあるのを目ざとく発見。こっちで「入り待ち」だけして帰ろうということで話がまとまり、外の巨大植木鉢に座って待つこと1時間15分。警備員がざわついて明らかにリムジンな車がやってきたと思ったら、出てきたのはなんと
金城武じゃーないですか!ひゃーカッコいい!そして続く2台目のリムジンからアンディ・ラウご登場。香港の女の子はもれなくアンディ目当てだったようなんですが、我々はすばやくターゲットを金城武に変更(笑) 「かねしろさーん!」と叫んでみましたが残念ながら振りかえってはもらえませんでした。

ちなみに、その映画とは「十面埋伏(英題 House of Flying Daggers)」。「英雄(HERO)」のチャン・イーモウ監督の新作で、日本でも「LOVERS」という邦題で8/28から公開だそうです。7/28にはジャパンプレミアもあるらしいです。この映画は見に行ってみようかな♪

うわー、かっこいい!金城武とアンディ・ラウ
よく撮れたもんだ、と自分をほめたい気分(^^;)
映画「十面埋伏」で金城武が着た衣装

 思わぬ入り待ちで興奮していたら時間はもう9時過ぎ! なんだかんだで1時間半以上待ってたんですねぇ・・・(^^;)。まぁめったにあるもんじゃなし、いっか。
 しかしお腹がすきました。荷物も重いので一度ホテルに置きに帰ってご飯に行くことに。この日はホテルから近い結構有名な某店に行ってみることにしたのですが、閉店時間が12時と(ガイドブックには)書いてあったのに10時過ぎに入ったらお客はもうほとんどおらず、すぐに「ラストオーダー」。周りじゃお店の人がご飯食べてるし・・・。しかも3品頼んで6000円くらい取られたうえに、追い出されるような感じだったとダンナはすっかりご立腹。つーか半分は遅くに行き過ぎたうちらが悪い気も・・・?(^^;)
 ともかく、こんなことなら中環でご飯食べてくりゃよかった。とまぁちょっと気分が悪くなった夕飯でした。さらにここで出たお茶が私の身体に合わず(私はどうもジャスミン茶がダメらしいということがわかった)、夜は胃痛で苦しむ羽目に。ぐえー。胃薬もってって良かった。

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