戻る




【2013年4月18日記載】なんとチキンシャックのライブがあります。2013年6月11日(大阪ビルボード)、6月13・14日(ブルーノート東京)

そして、新譜も発売に!!!

2007年3月30日、フジテレビで山岸潤史さんのスペシャル番組が放送されました。山岸さんのニューオーリンズでの活躍を紹介した佳作。再放送があるかはわかりませんが、リンク貼っておきます。

「世界組TV#6 JUNE YAMAGISHI in NEW ORLEANS」
深夜2:05〜3:05 フジテレビ

http://wwwz.fujitv.co.jp/b_hp/worldtv/index.html
 
現在の山岸さんのバンド「パパ・グロウズ・ファンク」のCDは、こちらから↓

パパ・グロウズ・ファンク

ついでにお知らせ:よければこっちも見てね

Capriccioのおすすめ

チキンシャックに関連したミュージシャンの楽曲を集めたCD。買ってみましたがこれがなかなかいいんですよね〜。
土岐さん山岸さんのナンバーもさることながら、タイロン橋本さんの曲がクール。チキンシャックより硬質なグルーブ感がグーですヨ。

右のリンクからゲット!→→→→

 

LovingPowerでカバーされている「Emotion」の原曲「Give Me Some Emotion」が入っている、Webster Lewisのアルバム「8 for the 80's」が発売中です。(全世界初CD化なんだとか。なぜ日本で?)

なかなかゴキゲンなこのアルバム、いやーほんとにヨイ。聞けば聞くほど味が出ます。紙ジャケ仕様なんだけど、ホントに昔のLPレコードのちっさい版みたいで、そこもかわいいですわ〜♪
そうそう。入手して「Emotion」とチキンシャックの関係がわかりました。原曲「Give Me Some Emotion」のドラムは、チキンシャックのアルバムにも参加したことのあるJames Gadsonだったんですね。

 

 
Chickenshack IV ジャケット
彼らのアルバムの中では「あまり売れなかった」(山岸氏談(^^;))らしいですが、私はとても好きな1枚です。「Are We Dreamin'」という曲が好き。

 音楽話のトップは「チキンシャック」のことからスタートしましょう。
 チキンシャックは、土岐英史(Sax)、山岸潤史(Gui)、続木徹(Key)の三人で86年に結成されたフュージョンバンドです。しかし彼らの音楽は、メロウなバラードからファンクでソウルなナンバーまで、「フュージョン」という枠に留まらない広がりをもっています。特にゲストボーカルをフィーチャーしたナンバーは、知らないで聞いてたら絶対むこうのソウルナンバーだと思ってしまうこと請け合い(?!)。
 その音楽性の幅広さは、70年代のソウルチューンをカバーした
「Loving Power」シリーズでも窺い知ることができます。時に原曲よりも洗練されたグルーブ感を漂わせるこのシリーズには、彼らのソウルへの愛と音楽的深さを感じます。
 基本的にはインストルメンタルなんですが、ボーカル抜きでも「唄」が聞こえてきそうなくらい、彼らの演奏には魂があると思います。インスト嫌いの方にも彼らの「歌心」はきっと気に入ってもらえるのではないかしら?あと、各種番組のBGMで多用されているので、どっかで聞いたことのある曲がきっとあると思います(^^;)。
 それに、彼らはライブがすっごくイイ!計3回見に行きましたが、どれも期待を裏切らない出来でした(そのうちの1度は、ライブアルバムに収録されていて今でも聞けます♪)。特に心に残ってるのは、初めて見に行った「六本木Pit Inn」でのライブ。山岸さんの合図でみんなが「La-La Means I Love You」をコーラスしたりして、とても親密で素敵なライブでした。
 最近はギターの山岸氏がアメリカに移住してしまったこともあり、活動が途絶えてしまっているのがしごく残念。ぜひまたチキンシャックとして活動して欲しいものです。その山岸氏の別バンド「Band of Pleasure」もおすすめ!(彼らのライブもかっこよかったぁ!)
 とまぁ、手放しでベタ褒めしましたが、ホントにいいんですよぉ〜〜(笑)。だまされたと思ってぜひ御一聴を!CDショップの「日本のフュージョン」コーナーに行ってみてくださいね。このコーナーでチキンシャックに興味を持った方が一人でもいらっしゃれば本望です。

*Amazonへのリンクも作ってみました →チキンシャックのCD

------
 チキンシャックが活動をしなくなって、だいぶ経ちます。メンバーの方もそれぞれソロ活動でお忙しい模様。土岐さん、続木さんは国内でのライブが頻繁にありますので、覗いてご覧になってはいかがでしょうか(私も行きたいんですが、なかなか実現しないんですけどね)。ライブスケジュールなどは下記で
 余談ですが、土岐さんのお嬢さんは土岐麻子さんといって、「シンバルズ」というバンドのボーカルでした。バンド解散後はソロ活動をされてます。「ジャズを歌う」シリーズ、いいですよねー。もちろん、土岐さんもアルバムやライブに参加されてます。 
 さらに余談ですが、山岸さんが移住されたのって確かニューオリンズ・・・。台風被害は大丈夫だったのでしょうか?気になります。(2005.10.26ちょこちょこ改訂)

*下記メルダックのCDは全て廃盤になってしまいました。今買えるチキンシャックのアルバムはこちらで↓
チキンシャックのCD

 

オリジナルアルバム
ベスト盤/ライブ盤
Loving Powerシリーズ

Chickenshack I(1986)

Stay Up(1988)

Loving Power(1987)

Chickenshack II(1986)

Stay Up 2(1992)

Loving Power II(1990)

Chickenshack III(1987)

Best of Chickenshack(1995)

Loving Power Collection(1992)
*Loving Powerシリーズのベスト盤

Chickenshack IV(1988)

Sirent Night Collection(1996)

*すべてMELDACからリリース

Chickenshack V(1989)

Prime Time(1991)
*六本木Pit Innでのライブアルバム

Chickenshack VI(1990)


 さぁて、このコンテンツの目玉商品(?!)「Loving Power」シリーズ原曲探しです。
 私が、チキンシャックに出会ったのはたぶん1987年ごろですが、その後アルバムを聴き進むにつれ、Loving Powerで取り上げている曲の原曲はどんな曲だろう?と思うようになりました。最初はすぐに見つかると思ってたんだけど、簡単だったのは最初の数曲だけ。なんたって「Loving Power」のライナーには元歌の解説ゼロなんですもん(「Loving Power II」は詳細な紹介があったので、最初から原曲がわかってましたが)。70年代のソウルのヒットナンバーと言ってもその当時の私が洋楽を聴いてるわけもなく、リアルタイムで聴いた曲はゼロ。CM等で耳にしていた曲以外は「タイトルと作曲者しかわからない」という状態から曲探しはスタートしたのです。
 ……そこから苦節10年(爆)。ようやく最後の1曲が判明し、ここに原曲リストが完成したわけです(^^;)。今後の野望はまだ入手してない原曲をすべてゲットし、オリジナルとチキンシャックバージョンを交互に入れた MD を作ることでしょうか?その野望の達成のためには、まずMDコンポを手に入れなければならないのですが(笑)。 
 なーんて、このコンテンツが古いのバレバレですね。今のところ手に入れてる曲だけでオリジナルCDを作ったりして楽しんでいます。曲探しもインターネットがある今だったらさぞや簡単だったことでしょう(笑)。まぁ苦労した分、思い入れも深いわけですな。

  *
タイトルに色がついてるのは、私が特に好きなナンバーです。地色のついてるのは原曲を入手したナンバーです。あと少しでコンプリート!(と思ってから2年くらい経ってますが)


(1987・MELDAC)


NO.
タイトル
オリジナル
アーティスト
オリジナル
収録アルバム
備考
現在手に入るのはコレ

1

La-La Means I Love You
(Hart/Bell)

The Delfonics

La La Means I Love You(1968)

曲は知ってたけどオリジナルアーティストまでは知りませんでした。でもタイトルに特徴があるからわりと簡単にわかった一曲です。スウィングアウトシスターがカバー(アルバム「Living Return」に収録:94年リリース)してますね。邦題「ララは愛の言葉」

La La Means I Love You

2

Pillow Talk
(Sylvia Robinson/M.Burton)

Sylvia

Pillow Talk(1973)

確かこの曲はよくある「70'S Soul」のオムニバスアルバムを見ていて、アーティストがわかった曲だったと思います。シルビアのボーカルがセクシーな一曲。

Pillow Talk

3

Love Won't Let Me Wait
(Bobby Eli/Vinny Barret)

Major Harris

My Way(1975)

これもオムニバスアルバムを見ていて、アーティストがわかった曲ですね。

The Best of Now and Then

4

If You Don't Know My By Now〜Don't Let Me Be Loneiy Tonight
(K.Gamble/L.A.Huff・J.Taylor)

「If You Don't Know My By Now」
Harold Melvin & the Blue Notes

Harold Melvin & the Blue Notes(1973)

Simply RedがカバーしたりCMでも使われておなじみの曲でした。これは最初からアーティストがわかった数少ない曲です。邦題「二人の絆」。

ベスト・オブ・ハロルド・メルヴィン&ザ・ブルー・ノーツ

Don't Let Me Be Lonely Tonight
James Taylor

One Man Dog(1972)

難関度四位くらい。なにせ作曲者名がJ.Taylorとしか書いてなくソウルでJ.Taylorと言うとJohnnie Taylorって人がいるんで、その人のアルバムばっかり見てました。確か、偶然どっかの名盤復刻PRチラシで見つけてわかったんだったと思いますがこの曲のオリジナルはソウルではなく、白人シンガージェイムズ・テイラーの曲です。これをカバーしたThe Isrey Brothersバージョン(「3+3」・1973年に収録)の方が、チキンシャックに近い感じです。
おっと、2001.3.2リリースの新作「レプタイル」でERIC CLAPTON がカバーするそうです!たまたまラジオで聞きましたが、クラプトンバージョンも結構ソウルフルでいいですヨ。

James Taylor
One Man Dog

The Isrey Brothers
3+3

5

Back Stabbers
(Mccfaddin=White Head)

The O'jays

Back Stabbers(1972)

これもオムニバスアルバムを見ていて、アーティストがわかった曲ですね。邦題「裏切り者のテーマ」

裏切り者のテーマ

6

Soulful Strut
(U.Record/Sonny Sunders)

Young-Holt Unlimited

Soulful Strut(1968)

難関度第二位でした(^^;)。よく耳にするけど、誰の曲かわからない曲の典型。69.1.18のビルボードで第4だったことからやっとアーティスト名がわかりました(ビルボード史の本を図書館で読んでてわかった)。でもアーティストはわかっても日本版が売ってなくてオリジナルはいまだ聞いたことありません。George Bensonも「Livin' Inside Your Love」(77年)というアルバムでカバーしてます。
ボーカル入りでは「Am I The Same Girl」というタイトルでスウィングアウトシスター(アルバム「Get in Touch with Yourself 」に収録:91年リリース) とサリナ・ジョーンズがカバーしてます。

The Definitive Young-Holt Unlimited

7

Me And Mrs. Jones
(Gamble/Huff)

Billy Paul

360 Degrees of Billy Paul(1972)

これもオムニバスアルバムを見ていて、アーティストがわかった曲ですね。

360 ディグリーズ・オブ・ビリー・ポール

8

Inner City Blues〜Mercy Mercy Me〜What's Going On
(M.Gaye)

「Inner City Blues(Make Me Wanna Holler)」
Marvin Gaye

What's Going On(1971)

1984年に衝撃的な死を遂げた天才マーヴィン・ゲイのメドレー3曲です。84年頃ってもう洋楽を聴いていたんだけど、彼のことはリアルタイムでは知りませんでした。今となってはそれが残念です。

What's Going On

「Mercy Mercy Me(The Ecology)」
Marvin Gaye

What's Going On(1971)

これら3曲が入っている「What's Going On」というアルバムは、もう超おすすめです!

What's Going On

What's Going On
Marvin Gaye

What's Going On(1971)

この曲、今三菱ディアマンテのCMソングになってますね。めっちゃくちゃ好きな曲です!「♪ま〜ざ、ま〜ざぁ〜♪」(^^;)

What's Going On

9

Emotion
(Webster Lewis)

「Give Me Some Emotion」
Webster Lewis
*ずるいよ、タイトル違うんだもん(^^;)

8 for the 80's(1980)

難関度第一位!これこれこれ!!これが私を10年間悩ませ続けた曲です(^^;)。先日AMGというあちらの音楽検索サイトでアーティスト名(作曲者名)を検索してやっと発見しました。オリジナルとタイトル違うんだもんなぁ、わかんないよそりゃ(^^;)。ウェブスター・ルイスという人はハービー・ハンコックのアルバムなどにも参加してるキーボード奏者で、彼の場合ジャンルは「ソウルジャズ」ということになるらしいです。で、ジャズとソウルの売り場を両方さがしましたがCDは発見できず、「フリー・ソウル・グラフィティ」というオムニバスアルバムでゲット!苦労しただけあって(?)とってもいい曲でした。

*ウェブスター・ルイス氏は2002年11月にお亡くなりになったようです。ご冥福をお祈りします。

8フォー80's(紙ジャケット仕様)

10

Song For Donny
(D.Hathaway)

The Whispers

Whispers(1980)

難関度第三位かな?(^^;)ダニー・ハサウェイが作曲してるので彼のアルバムを一生懸命さがしてました。どうやって見つけたのかは…覚えてない(^^;) 偶然わかったような気がします。

ウィスパーズ(紙ジャケット仕様)

11

Can't Hide Love
(Skip Scarborough)

Earth,Wind & Fire

Gratitude(1975)

CDカタログで偶然発見した曲。アースは好きだけど、この曲は知りませんでした。原曲はフィリップ・ベイリーのボーカルがうねってます。

ベリー・ベスト・オブ・EW


(1990・MELDAC)


NO.
タイトル
オリジナル
アーティスト
オリジナル
収録アルバム
備考

現在手に入るのはコレ

1

Knocks Me Off My Feet(Stevie Wonder)

Stevie Wonder

Songs in the Key of Life(1976)

アルバムが二枚組で高くて買ってません(爆)。まぁスティービーなら廃盤になることもなかろうと踏んでのんびりしてるというのもあるかも(^^;)

キー・オブ・ライフ

2

Stop On By(Bobby Womack/T.Thomas)

Bobby Womack

Lookin' for a Love Again(1974)

Bobby Womackの曲ですが、Rufusが「Rufusized」(1974)というアルバムでカバーしてます。私は両方聴きましたが、ボビー・ウーマックの野太い声も、チャカ・カーンが歌うルーファス版もとってもイカしてます。

Bobby Womack:Looking for a Love Again / Bw Goes Cw

Rufus:Rufusized

3

Best Of Your Heart(Bobby Watson/David Wolinski)

Rufus & Chaka Khan

Street Player(1978)

Rufus & Chaka Khanは(あのチャカ・カーンがボーカル)、このアルバムのリリース当時チキンシャックのベーシストだったボビー・ワトソンが在籍してたバンドです。この曲は彼の作曲で、お気に入りの曲だそうです。

ストリート・プレイヤー(紙ジャケット仕様)

4

Distant Lover(Marvin Gaye/Gwen Fuqua/Sanora Greene)

Marvin Gaye

Let's Get It On(1973)

マーヴィン好きなのに、こっちは買ってない(^^;) 次、買います!邦題「遠い恋人」。

レッツ・ゲット・イット・オン

5

Love Land(Charles Wright/Ray Jackson)

Watts 103rd Street Rhythm Band

Express Yourself(1970)

これもあまり見かけない曲なんですねぇ。いまだ日本でこの曲の入ったCDを見たことがありません。もし解説がなかったら、きっといまだに誰の曲かわかってなかったことでしょう。Amazonから輸入版を購入しました。

Express Yourself: The Best of Charles Wright

6

Tell It Like It Is(George Davis/Lee Diamond)

Aaron Neville

Tell It Like It Is(1967)

ネヴィルブラザーズのアーロンの曲。

Tell It Like It Is

7

Love T.K.O.(Gip Nobel Jr./Cecil Womack)

Teddy Pendergrass

TP(1980)

この曲は私の大好きなミディアムソウルで、何度聞いてもいいですねぇ〜♪ベスト盤でゲットしました。テディ・ペンターグラスって交通事故にあったらしく、最近はあまり活動してないようです。

TP

8

Nothing From Nothing(Billy Preston/B.Fisher)

Billy Preston

Kids & Me(1974)

74年にビルボード8位にチャート・インしたビリー・プレストンの曲です。

キッズ・アンド・ミー

9

Reunited(Dino Fekaris/Freddie Perren)

Peaches & Herb

2 Hot!(1978)

この人たちのアルバムは日本未発売だったので、オムニバス盤で手に入れました。今は輸入盤が手に入るんじゃないかなあ?

20th Century Masters - The Millennium Collection: The Best of Peaches & Herb

戻る

inserted by FC2 system