2006ドイツワールドカップ観戦記
2006年6月

■6月28日・29日〜ケルン〜フランクフルト<普通の観光とショッピング・旅の感想>

 大興奮のカーサアズーリを後にして、またケルンまで戻ってきました。
そうそう、ケルンの駅舎の天井には、アディダスの広告の天井画が掲出されているのです。まるで、バチカンのシスティーナ礼拝堂みたいな感じで、ちょっと神々しささえ覚えてしまうすごい逸品。もちろんあちこちから訪れたサッカーファンが写真に納めています。まだ見てなかったというY君O君にこの壁画を見せてあげて記念撮影です。でも対象が大きすぎて、相当ワイドに撮れるレンズでもない限り絶対1枚の写真には納まらないのよね(^^;)。

ベッカム、ジダン、ラウール
他にバラックとか中村俊輔もいる
こっちはカカー
ちなみにみんなかなりそっくりに描けてますが、
シュンスケだけは全然似てません
前日の夜に駅舎の外から撮ったもの
外から撮ってようやく全景が入る大きさ
ケルン大聖堂前の広場にいたワンコのPuppiちゃん

 その後、駅前にそびえるケルン大聖堂を見て、ここでY君O君とはお別れ(彼らはブラジルのキャンプ地に行ってみるかも、とのことでした)。いろいろありがとうねー。

 私達は、ケルンお買い物タイムに突入です。目指すはデパートのカールスタット。今回のワールドカップのオフィシャルショップはカールスタットにあるのです。
歩くこと10分ほど、カールスタットに到着です。スポーツ用品を売っているスポーツ館の1Fはオフィシャルグッズであふれかえってます。外にもテントを出して国別のTシャツなんかを売っているのですが、よく見るとそれは既に敗退した国のもので、早くも半額にお値引き中(^^;)。わお。

 館内の売り場にも負けた国のグッズを中心にセール品がうんじゃらあって、当然日本もお値引き中でした。ただし、日本のものはTシャツもユニフォームもサイズの大きいのしか残っていなくて、自分用には買えなかったのですけどね(サイズの大きい人へのお土産にはなったけど)。
私はカイザースラウテルンのスタジアムで、イタリアのレディースTシャツを買っていたのですが、イタリアは決勝まで残ったので今日現在まだ値引きされていないだろうと思うと嬉しい(笑)

ケルン大聖堂はほんとに駅の目の前にあります
もちろん中も入りました
ステンドグラスがキレイです

誰もかえりみていなかったけど床にもこんなモザイクが
これはオーデコロン発祥の地“4711”にあるコロンの湧き水
ほんとのオーデコロンがじゃぶじゃぶ流れてます

<ちょっと脱線 買い物話>
 お値引きといえば、ドルトムントやカイザースラウテルンでも。この時期ってシーズンが終わった直後なので、クラブのファンショップは先シーズンの在庫品をかなり値引きして売ってるんですね。

 ドルトムントのアルター・マルクト広場というところには、ボルシア・ドルトムントのファンショップがあったのですが、ふと眼が行ったのは「この棚すべて1ユーロ(150円)」という表示(笑)。とはいえ、ドイツ語でそう書いてあるので、お店のお姉さんに確認してみるまで半信半疑でした。だって、歯磨きセットとか、トランプとか、グラスとか、およそ150円じゃ手に入らなさそうなものがうじゃうじゃあるんですもん。

 本当のホントに1ユーロだって確認してからは、眼の色変えて買い物しました。ダンナは“会社のサッカー好き仲間への土産は全部ここのステッカーにするぞ!”とまとめ買い(ちなみにさらに安くて0.5ユーロ(^^;))。なんだかんだと結構買ったような気がしたのですが、たったの10ユーロで済みました。2階にユニやらTシャツやらがあって、それも値下げされてたのだけど、サイズがXLしかなくて買えなかったのが残念。

 カイザースラウテルンでも、駅裏にあるカイザースラウテルンのファンショップに行っていたのですが、そこでもTシャツなんかが安くなっていて、私はキッズ用のTシャツを買ったのでした♪ ちなみに、カイザースラウテルンは次シーズンブンデスリーガ2部落ちが決まっています。ものすごいレアグッズだろうなあ・・・(^^;)。

てなわけで、この時期のクラブグッズお買い物は案外狙い目かもですね。

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 と、話がそれましたが、そんな感じでカールスタットを堪能。腹ペコになってしまったので、その日は地下にあるイートインのイタメシ屋さんでご飯にすることにしました。
「ボンジョルノ!」

わー、イタリア語だ〜(なんか嬉しい)。そのお店は、シチリアのアグリジェント出身の方がやってるんだそうで、かっこいいカメリエーレのお兄さんとアズーリの話をして、もらったばかりのネスタのサインを見せたりしてきました。会話はイタリア語と英語のちゃんぽん。やっぱいいわ、イタリア語。ちょっとでもわかるもん。
注文したパスタも美味しかったし、ケルシュ(ケルンの地ビール)も飲めたし、とってもいい気分で帰りました。

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<29日 ドイツ料理探訪>
 その後、フランクフルトへ移動。初日・2日目に泊まっていた空港のホテルに戻ってきました。
明けて29日、いよいよ今晩はもう飛行機に乗って日本に帰ります。飛行機は21時05分ですから(最初の日に代表が乗っていったのと同じ便)、夕方まではフリー。
中央駅付近に出て、街歩きを楽しむことにしました。

 この日のテーマは、ご飯。
だって、せっかくドイツに来ているのに、まだ全然ドイツ料理を味わっていないんですもん!
試合のある日は、「早く帰れば21時からの試合をホテルのテレビで見れる!」と、駅のインビス(軽食屋台)でサンドイッチをテイクアウトするか食べるかして終わってしまっていました。ビールも駅舎にある売店で買った缶ビールばっかり(^^;)。なんと貧しい食生活。
よく考えたら、朝ごはん以外でテーブルに座ってお皿の料理を食べたのは、昨日のパスタが初めてだったのでした・・・_| ̄|○。

 たった一食なので、慎重にかつ大胆に、JCBプラザで教わった店に行きました(←素人まるだし(笑))。「APFELWEIN KLAUS」というお店です。地下鉄のハウプトバッヘ駅とアルトオペラ駅の間くらいにあります。

 私はフランクフルト名物の盛り合わせ、ダンナはシュニッツェルにしてみます。お酒はフランクフルト名物のリンゴ酒に。
もうランチタイムも終わる頃だったので、お店はガラガラ(というか最後の客だった)。外のテラスはいい感じに日陰で、さわやかな風が通り抜けていきます。
お、来た来た!お料理は写真のようにボリューム満点!でもみんなウマい!リップヒェンというのは茹でたカツレツ肉なんだそうですが、柔らかくておいしいんですよねー。レバー団子もうまみがぎゅっ!って感じ。ダンナの頼んだシュニッツェルは薄いカツレツなんですが、コトレッタ・アラ・ミラネーゼ(ミラノのカツレツ)みたいな感じでカリっとしていておいしいの。

 付け合せのマッシュポテトやザワークラフト(すっぱいがおいしい)もイケてました。リンゴ酒は結構すっぱいのだけど、暑い日だったのでくいくい飲めちゃいます。
結構なボリュームだったのですが、ほとんどお皿をカラにしてお店を後にしました。

唯一食べたドイツ料理!!
奥がシュニッツェル
手前がリップヒェン、レバー団子などの盛り合わせ
フランクフルト名物のリンゴ酒

泊まっていたホテルの窓から見たフランクフルト空港の夜景
 その後は、ゲーテ通り(フランクフルトのブランド街)をすかして見るもユーロの高さにすごすご帰ってきたり、またカールスタットに行ってワールドカップグッズのお値引き品を探したり(笑)、 アディダスの本店(?!)に行ってみたり、ヘンケルスに行って爪きりと毛抜きを買ったり(愛用している)、そんなことをしているうちにあっという間に夕方に。

 もう帰るのか・・・。イタリア勝ち残ってるし、帰りたくないなぁ・・・・(^^;)。とはいえ、帰らなきゃしょーがないので、後ろ髪ひかれつつも機上の人となったのでした。

その後、アズーリが決勝まで残ったのはご存知の通り。ああっ!ダンナとか仕事とか、そういうのはみんなうっちゃってでもドイツに残ればよかった!!!(笑)
今更騒いでも遅いので、これからの決勝を気合入れてみることにします。

Forza Azzurri !!!

*これを書いている今現在、決勝試合開始40分前です。後で加筆修正するかもしれませんが、ひとまず筆をおくことにします。長々お付き合いいただきありがとうございました。

<おしまい>

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