＜5日目〜帰国＞ 大きな忘れ物、しました・・・
■カーリエ博物館〜イェニジャーミー
さぁ最終日です。もう今日の夕方には成田行きの飛行機に乗るのです。意気揚々と出発してきた5日前が夢のよう・・・・。
空港へ向かう集合時間は15時だったので、それまでの時間は観光です。今日最初の目的地は「カーリエ博物館」。元々は修道院だった建物だそうで、オスマン時代になってからほとんど破壊されてしまったモザイク画が残っている小さな博物館です。ちょっと行きづらい場所なので、ガラタ橋を渡ったあたりからタクシーで向かいます。途中ローマ時代の水道橋の下をくぐったりしてちょっとした市内観光気分。水道橋をくぐった先を右に曲がったフェブシパサ（読み方間違ってるかも）という通りは、ウェディングドレス街らしく道の両側に華やかなドレスショップがずらっと並んでいました。トルコでウェディングドレス買ったらお幾らくらいなんでしょね？ま、着る予定はないので関係ないといえばないのですが・・・(笑)。
さて、カーリエ博物館。入り口を入るか入らないかのところから、大きなモザイク画がお出迎えしてくれます。想像よりもこじんまりした建物で、柱から天井からドームからびっしりとモザイク画で埋められています。オスマン時代に破壊されてなかったらもっともっと美しかったのだろうなぁ・・・。もったいないことをしてくれたものです＞オスマン帝国。
ここのモザイクは図柄が美しいのです。ただ、キレイはキレイなんですが全体的に見るとやはり保存状態が残念なところ。以前見たラヴェンナのモザイクの方がよかったなぁ・・・とも思ってしまいました。
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この後はカーリエ博物館のすぐそばにある城壁を見学し、「イェニジャーミー」へ。本当の目的は隣の「エジプシャンバザール」なんですが、先にささっとモスクも見学します。
ここもブルーモスクと同じく、美しいタイルで飾られたきれいなモスクでした。そしてかぐわしい匂いもブルーモスク同様・・・・(^^;;;;)。
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・・・でもやっぱりくさい(^^;) |
さあ「エジプシャンバザール」で最後の買い物です。お目当ては・・・キャビアとからすみ！！(笑)
トルコでは、日本で買うと目の玉が飛び出るほど高いイラン産のベルーガキャビアなんかが安く買えるんだってー＼(^o^)／。
あちこちで味見をし、キャビアのうんちく（品質ごとにランク付けがあったりして、結構奥が深い）を聞き、お値段をチェックするのですが、そこはそれ、さすがおキャビア様。やっぱ結構お高いんですよね。最高級と言われたベルーガのなんとか級（もう忘れちゃった）は、たったの100gで8000円〜1万円近くするんですもの・・・。
8000円・・・・迷う値段です。日本でだったら絶対こんな値段で買えないのはわかっているんだけど、ほんのちょっとした自分達へのお土産のつもりだったので、それにしちゃ高い。で、結局買わず新市街に戻ることに。イスティラクル通りの「バルック市場」で見つけた、もっと品質を落とした3000円くらいので妥協しました(^^;)。最高級品ってヤツは、味は確かに違ったんだけどね〜〜〜（やっぱ惜しかったか？！）。
買い物のあとは、昨日と同じカフェで最後のドネルサンド。これでトルコともお別れです・・・。
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私が鳴き真似したら、どっかに猫がいるのかとキョロキョロ すっかりだまされている様子がめちゃ可愛かった |
タクシム広場からもすっかり消えています |
■空港で最後のひとあがき
ホテルから、またムラットさんの案内で空港に向かいます。帰りのバスの中は、みんな和気あいあい。やはりサッカーという共通の趣味を持つ人が観戦のために集まるわけですから、それは話もはずむってもの。ツアーというのもいいものです。
チェックインを済ませ出国ゲートに向かう直前、“最後のひとあがき”ができました。
空港のキオスクにちらっと見えた赤いもの・・・。それはどこにもついぞ見かけなかったＣＬファイナルのオフィシャルグッズ（ニュースとフラッグボール）だったのです。私達だけでなく、ツアー参加のみなさんもやはりグッズは全然見つけられなかったようで、もれなく全員お買い上げ。目ざとく見つけてえらいぞ！＞自分（誰も褒めてくれないので自分で褒める(^^;)）
でも、マッチデイプログラムには結局お目にかかれませんでした。試合中のアナウンスどおり、リバプールサポーターが利用したアジアサイドの新空港にはあったのかなぁ？
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（このボールの中に旗が入っている） |
「ミニバーセット」 コースターは思いっきりペラ紙なので絶対使えない(笑) |
■旅を終えて・・・
旅行全体の感想を書くと、やはり“楽しかった”という言葉に集約されてしまうのですが、「楽しかった」の割合が10割にならないところが辛いところ。どーしても決勝でのミランの敗戦（それもあの負け方）が、旅行の楽しさを少しマイナスしてしまいます。中立で見ていたうちのダンナ（ユベントスファン）なんかは「すごい試合を見た〜！」と手放しで興奮してましたが、ミラン応援の私としてはそうはいかないのでありました。確かに一生に一度見られるかどうかのすごい試合だったとは思うのですけどね。
実は私にとってイスタンブールって「一度は行ってみたい憧れの地」であり、今回ファイナルの会場がイスタンブールだったのも現地観戦を決行した大きな理由だったわけです。ですが、ミランの敗戦で悔しい思い出のある地名となってしまったかも。今後“イスタンブール”と聞くたびに、パブロフの犬的にあの敗戦を思い出す方に1万点、って感じ（苦笑）。
今思えば、グループリーグの最終戦：オリンピアコス戦で、ジェラードが決めた起死回生のミドルをあんなに喜んだ（かるちょ日記2004年12月10日付）私がバカでした(^^;)。アレさえなければ、今回のコレもなかったわけで・・・・うーん勝負ってわからないものだわ。
あ、ちなみに5月23日の「かるちょ日記」に、“インザーギ出場試合生観戦のジンクス”なんつーことを書いた私ですが、今回はピッポが出なかったのでジンクスは無効とさせていただきます。あしからず★。
旅の途中から、我が家の流行語になった言葉があります。それは「大きな忘れ物」という言葉(^^;)。 使用者は主にダンナ。私をいぢめる時に、「イスタンブールに大きな忘れ物してきちゃったからなーー」というように使われます＿|￣|○。
ええ、その通りですとも。大きな忘れ物、してきました。なんてったって、ビッグイヤーだけでなく日本行きの切符も忘れてきちゃったのですから・・・。あぁ12月のトヨタカップのチケット（買ってあるのだ）どうしよ（爆）。
（とかなんとか言ってますが、12月には立ち直ってリバプールを見に行くと思いますが・・・(^^;)）
どうしてもサッカーの話中心になっちゃうのですが、観光や食事・お買い物などについても、全面的に大満足！というわけには行きませんでした。これは単純に時間の問題。もう1日2日時間があるとイスタンブールをもっと堪能できただろうなぁ。特に今回はあまりゆっくり食事をする時間が取れなかったのが残念でした。サバサンドも食べれなかったし・・・。ま、またの機会のお楽しみですね。
さて、来年はスタッド・ド・フランスでしたっけ？＞CLファイナル会場。おフランスってまだ行ったことないのよねぇぇぇぇぇ（にやり）。あっ来年はW杯もあるんだったっけ。こりゃー、旅費を稼がねば・・・(笑)。
以上、ちょっとほろ苦のイスタンブール旅行記でした
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